一生に一度はお伊勢参り
どこかで聞いたことがありませんか?
「一生に一度はお伊勢参りをしたいよね」と。
お伊勢参り、とは「伊勢神宮」へ参拝することです。
ところで、伊勢神宮の正式名称ってご存じですか?
正解は「神宮」
むしろ略語のような気もしますが、神宮が正式名称なんだそうです。
関東の人で「神宮」というと、明治神宮をイメージしますが、日本全体だと
神宮=伊勢神宮、が正解のようですね。(正解という言い方もヘンだけど)
つまりは、TOP of TOP神社が伊勢神宮ということです。
そして伊勢神宮の内宮(ないくう)には天照大御神が祀られています。
外宮(げくう)には豊受大御神が祀られています。
天照大御神と豊受大御神の関係性は天照大御神がお招きした衣食住の神様が豊受大御神です。
天照大御神さんの身の回りのご用意を仰せつかってる方なので、メチャすごいんですね。
一般的に天照大御神は神様の中で最も知名度や権威があると言われていますので、
そんなお方が祀られている伊勢神宮はとっても格式の高い神社となる、
ということですね。
ちなみに伊勢神宮参拝の正式順序は「外宮」→「内宮」です。
お土産店が軒を連ねている有名な「おかげ横丁」が内宮近くにあるし、天照大御神も内宮に祀られているので結果的に内宮とその近辺しか参拝しない人が多いとおもいます。
せっかく伊勢神宮に参拝できる機会があるなら「外宮」と「内宮」の両方を伺ってみてはいかがでしょうか?
お伊勢参りは立地の良さで宿を選ぶべし
そんなとっても格式の高い伊勢神宮に行くなら、立地にこだわって宿選定するのがお薦めです。
「外宮」と「内宮」の距離は歩いて50分くらいです。
春や秋とかなら、散歩がてら気長に移動するのも良いかな?と思いますが、夏や冬だとちょっとキツイかも?です。
でも、大丈夫。
バスが運行してるし、PASMOやsuicaも使えるので乗り降りも簡単♪
とは言え、日中にたくさん移動して食べたり、遊んだりした後に、また結構移動して宿に行くのって大変・・・。
あと、移動時間帯って他の人と同じだったりするので何かと混むし・・・。
さらに知らない場所に来ると、自前の方向音痴が大発揮しちゃって宿に辿り着けない危険性もある・・・(これは私に限ったことだけど)
とにかく、お土産や旅行荷物を持って、お腹もペコペコになって、ヘトヘトになりながら宿に向かうのもシンドイ・・・。
せっかくの旅行もちょっと嫌なことがあると良い思い出にならなかったりするから、
個人的には外宮、もしくは内宮から歩ける距離の宿をおススメしますね。
「伊久」のメリット5つ
メリット①:立地の良さ
とにかく立地が最高!
内宮まで歩いて10分くらい。
おかげ横丁まで歩いて6分くらい。
赤福本店まで歩いて6分くらい。
これって、最強です。
(宿から赤福までと、赤福から伊勢神宮までの距離感と徒歩時間が合ってないように見えますが、伊勢神宮の敷地は表よりも手前なので、着いた感は早めに感じます。)
参拝や観光で疲れてるから歩いて宿に着ける距離ってすごく良いです。
これは想像よりも実際に経験するとメチャメチャありがたいなー、って感じます。
早朝にお伊勢参りができるのが最大メリットです。
人が少ない朝に、厳かに参拝ができます。
実際に経験しましたが、超サイコー。これは思い出になります。
「伊久」さんは、早朝参拝者向けに「かたぱん」と「コーヒー」をご用意してくれます。
「かたぱん」片手に参拝へ向かうのもイイですよね。
そして、何とも言えない朝の静けさの中、近隣住民だけが静々と参拝している風景は情緒ありまくりです!
写真撮る時も、人が少ないのでメチャメチャ良い写真が撮れます。
参拝後には
朝5時開店の赤福さんが営業してるので赤福餅を買って宿に戻ります。
早朝の参拝がこんなにも良いとは、私も実際経験してみてわかりました。
メリット②:量がちょうどいい食事とサービス充実
1つ1つの量は少なめで、品数が多いのが特徴です。
なので、ペロッと食べきっちゃうことが出来ます。
コース料理のような提供なので、食べ終わりを見計らって次の料理が運ばれてきます。
あと、途中で選べる料理もあるので肉か魚がいいとか、お茶漬けか、伊勢うどんか、てまり寿司を選ぶ、などの楽しみもあります。
たくさん食べたー、と思っても、9時ころになると何故か?お腹が減ってくる不思議・・・。ってありませんか?(私は確実にくる)
でも、大丈夫。
「伊久」さんには「夜鳴きラーメン」サービスがあるんです。
もちろん無料
時間になったら、フラッと無料ラーメンを頂きに、なんてメチャメチャ感激ーっ。
メリット③:充実の部屋付き風呂&貸切風呂&大浴場
基本的に風呂付のお部屋です。
部屋にはシャンプー、リンス、ボディソープ付きのシャワー室とベランダに露天風呂があります。
私はまずシャワー室で洗ってから、露天風呂へGO!って感じでした。
お湯が入ってない状態ですが、ボタン1つでお湯出し出来るので楽チン。(ボタンも部屋内にあります)
そして部屋風呂とは別に4つの貸切風呂があります。
表示ランプが付いてたら誰かが入ってるサイン。
タイミングをみて行けば大概入れます。
そして、お風呂を出たところに
ヤクルト・山村牛乳屋のフルーツ牛乳&コーヒー牛乳、そして各種アイスキャンディーが
無料で食べれますっ!!
牛乳とアイス両手に近くの「月見台」ベランダで空を見上げて
「うー!サイコーだぜっ!」と叫ぶ。
もはや夕ご飯前ということも忘れて、(実は分かってるんだけど、もう止められない)全部2巡回分食べちゃいました。
ちなみに山村牛乳さんは「おかげ横丁」にもある地元で有名な牛乳屋さんです。
部屋にはミニ冷蔵庫があるので、少しなら持って行くのもアリかも。
冷蔵庫の中に、超小さい冷凍スペースがありますが冷気が弱いのでアイスキャンディーは厳しいですね。
メリット④:館内は裸足OK
そうなんです。
スリッパ不要で裸足で館内を歩けちゃうんです。
「なんでコレがメリット?」と感じる方もいらっしゃるかと思いますが
私が普段から家の中で裸足なので楽チンなんです。
なのでイメージ的には健康ランド的なラフな感じで館内を歩き回れます。
メリット⑤:館内着は浴衣と作務衣あり
宿に来たので浴衣も良いですよね。
でも浴衣じゃ着崩れしちゃうからちょっと・・・、という人は作務衣もあるので安心。
しかもこの作務衣で早朝参拝に向かっている人を見かけました。
宿では推奨してるのかどうか?は不明ですが、気にならないなら良いのかも。
ただ、作務衣ってお坊さんとかの修行着に似てるから、神社内を歩いてたら声かけられるかも・・・?
「あの~、すいませーん。この敷地内でトイレってどこにありますかー?」ってね。
まとめ
普通の旅行で目的地と宿の位置関係ってそれほど重要視してなかったのですが、お伊勢参りに関しては超重要項目と感じました。
そして、お伊勢参りが出来て本当によかった。
とっても広ーい神宮敷地をテクテク歩くだけでもご加護を頂いている感じにもなるし、なんか楽しい。
周りに大きな建物もないので、空は広いし、緑はたくさんあるし、小川も流れているし。
遥か昔から日本全国の人たちがこの地を目指してきたんだなー。と思うとなんだか感慨深かったです。
敷地内を歩きながら、「この木の下で、昔の人とか『はぁー、つかれたーっ』とか言って座ってたりして」など妄想しながらのんびり散歩したりしていました。
是非、皆さんも行かれる機会がありましたら堪能してきてください。