部下9人がいる中間管理職サラリーマンです。
今回のテーマは「部下教育、監督ツールとして、『信頼と信用を使いわける』について実体験を基にご紹介いたします。
信頼と信用とは?
辞書的な意味よりも私の経験に基づく意味になります。
「信頼」は任せること。
「信用」は信じること。
日常的な部下との問題
依頼した業務が期日通り出来なかったり、やるといったのにやらなかったりなど部下との食い違いは日常茶飯事です。
そんな時、「あなた(部下)を信じてたのに。。。」と嘆く中間管理職も多いのではないでしょうか?
所詮は他人同士の集まり
会社とは他人同士の集まりです。
帰属意識の高い低い、愛社精神の有り無しなどは極論すると関係ありません。
だからこそ、「〇〇さん(君)を信じてたのに、今さら出来ないなんて」という嘆きをしても仕方がありません。
むしろ別の方法で運用していくことをおススメいたします。
「あなたに任せるからね」
この言葉で十分とおもいます。
上司部下関係の継続性を築くために行き過ぎた管理主義は逆効果を招きかねません。
ピリついた緊張状態の関係よりも良好関係で仕事を進めたいものだ、と多くの人が思います。
なので、「あなたに任せるからね」を伝えて本人のやる気や責任感を植え付ける事をおススメいたします。
勿論、誰にでも通用するものではないので万能ではありません。
それを言ってしまえば本人のやる気スイッチは一体どこなのか?は本人すら分からないので、永遠見つからないとおもうし、
そもそも職場は やる気スイッチを探してあげる場所ではありません。
任せたらそれで終わりでいいのか?
そんなことはありません。むしろその後が重要です。
任せてもやらなのが人間です。
つまり、「任せるけど、信じない」という事です。
なんだが寂しい言葉にも聞こえますが、逆に上司部下の継続関係を続けるにはこの方が上手くいくと経験上感じています。
わかりやすいメリットを挙げると、恨むことがない、です。
これは自分自身の保護にもなりますが、関係を継続する上で非常に重要なことです。
実際どのように扱っていくのか?
まずは、「任せる」
そして、「任せるけど信じない」
そのために、「定期的にチェックする」です。
当たり前だけど、この順序の考え方が しっくり くる
進捗報告を受けたり管理する場合、盲目的になりがちです。
要は「大丈夫だろう、だから細かくチェックしたり、いちいち聞かなくてもいいだろう」という思い込みです。
上司も忙しかったり、またはいちいち確認すること自体が面倒くさかったり、部下からウルサイ奴と思われたくなかったり、
など考えます。
理由は様々ですが、結果として盲目になり、最終的に業務ミスに繋がったり、成約できなかったりします。
それを回避するために、「任せるけど信じないので、定期的にチェックが必要」という考え方が しっくり きます。
こういう考え方であれば、先ほどの事も「たぶんできてないだろう、してないだろう」という視点で見れます。
要点まとめ
部下には「任せるけど、信じない」 「信じてないので、定期的チェックが必要」
さいごに
仕事のやり方、在り方が年々変化しています。
より自分に合った仕事が出来る環境になっています。
「好きなことをして生きよう」的なことです。
私もそうしたいし、そうであって欲しいとおもいます。
なぜなら、きっとその方が伸び代が大きいから。
「好きこそものの上手なれ」のことわざの通り、得意な事、好きな事であれば本人は大変なことでも進んでいきます。
結果、会社に貢献できたり、家族に貢献できたり、自分自身の成長につながったりします。
同様に、従来の職場環境で働いている日常もあります。
私も昨日も今日も、そして明日もおそらく同じ職場環境、人間関係で仕事をしなければいけません。
持続継続可能な関係であり続けるための実体験として書かさせて頂きました。
お役立ちになれば幸いです。
おしまい。